FPA祝福家庭ニュース(2月号)

第54回真の神の日の祈祷 

陰暦1月1日(2月12日)、「第54回真の神の日」を迎え、文顯進様会長ご夫妻は神様の前に、感謝と希望の祈りを捧げられました。下記はその抜粋・要約になります。

「愛する天のお父様。…人類歴史は、人類が神様を忘れて生きてきた記録であり、神の日を奉献するまで長い歳月を要しました。…真のお父様が真の愛と生命と血統の実体である真の家庭を立てたことにより、神様の真理と義と善を代表する生命の木が立てられました。…お父様、霊界におられる真のお父様のために祈ります。…真のお父様の子女として、地上に蒔かれた種が地中深く根を下ろし、土を突き破って芽を出し、太陽に向かって空高く伸び広がり、新しい時代があなたの祝福家庭を通して広がるようにしてください。…」(→全文は「こちら」)

     

文顯進会長の名節ガイダンス  

2月12日から17日にかけ、文顯進会長ご夫妻は米国ワシントン州・シアトルにて、神の日をはじめとする名節行事を行われました。コロナ渦のため、集会という形は取られませんでしたが、米国より伝えられた内容をもとに、この期間に語られた文会長のガイダンスを紹介します。(下記は、櫻井会長がオンライン集会で語られた解説の一部要約です)

■真の神の日におけるガイダンス

神の日は「神様と一つになったことを祝う日」であり、「私たちが神様の真の息子・娘であることを思い起こす日」だと言われます。顯進様はこの日、第一に、第4アダム時代の意義と祝福家庭の摂理的使命について強調されました。

メシヤの使命(アダム家庭の復帰)を果たすには、父母世代(アダム・エバ)と子女世代(アベル・カイン)とにわたる失敗を復帰し、三代圏を確立することが求められます。それが第3アダムと共に、第4アダムが果たすべき使命であり、祝福家庭とはこの第4アダム(長子:アベル)と一つとなって、共に「第4アダム圏」を生きる摂理的立場に他なりません。この家庭次元のアベル・カインの一体化が真の家庭の定着をもたらし、世界に向かうアベル圏を形成するのです

また、顯進様は私たちが成そうとしていることが「新しい文明の創造」であることを強調されました。過去、キリスト教という「宗教」が新しい時代を開いたのではなく、「イエス様の教えと霊的価値観」とが宗教の枠組みを越え、政治や経済、教育、文化と、全面において人類の霊的意識に飛躍をもたらし、新たな文明を築いたのです。(→講義映像は「こちら」)

■愛勝日/お父様御聖誕日におけるガイダンス

真の家庭は、人類の前に先例を立てる家庭であり、摂理運動の先頭に立った家庭として、サタンの総攻撃を一身に受ける「槍の穂先」のような立場でした。祝福家庭が真に「拡大された真の家庭の一員」であるなら、真の家庭をお守りし、真の家庭の基準に向けて努力することが大切です。なぜなら、神様は私たちに、真の家庭にかけられた期待と同じ期待をもっておられるからです。

顯進様は愛勝日に改めて、祝福家庭が「過去の荷」(誤った文化や傷)を下ろして新たに出発すること、同時に、あらゆるサタンの試練や困難を越えて行ける「強さ」をもつことを強調されました。

また、真のお父様の御聖誕日では、お父様が果たそうされた「神の夢」を受け継ぎ、私たちがまた「神様の夢の主人」にならなければならないと強調されました。

この運動全体が摂理の方向を見失っていく時、顯進様は一人、誰にも事情を語れない状況の中、ご自分が摂理を守り、基元節を捧げるのだと決断し、一度も振り返らずに進んで来られました。そうした歩みが、お父様、顯進様が立てられた先例であり、私たちが受け継ぐべきレガシー(遺産)なのです。(→講義映像は「こちら」)

日本での名節行事、及び会長メッセージ

今回、真の神の日を迎える上で、私たちは共に、訓読や断食をはじめ、21日間の精誠条件を捧げてきました。また、多くの方々の協力を受けながら、精誠を込めて祭壇を備え、真の神の日、愛勝日、真のお父様の御生誕日の名節行事を執り行ってきました。下記がその行事の様子、並びにそこで語られた会長メッセージの一部要約になります。

■第54回真の神の日(2/12)              

2月12日(陰暦1月1日)、櫻井会長夫妻の主礼により、神の日の名節行事がもたれました。まずは朝7時、聖燭点火から祝祷、ケーキカットといった流れで敬礼式をお捧げし、続く記念式では、「平和メッセージ13」の訓読を行い、会長より記念メッセージをいただきました。

メッセージの中心テーマは、「神様の願いにアライメントする」こと。そのための姿勢として、「四大徳目」(真の愛、真理、義、善)、並びに「謙遜と感謝」の大切さ等が強調されました。

最後に拝聴したお父様、顯進様、信元様の映像と合わせ、今一度、私たちは「神様の願い」ゆえに集った者たちであり、この時代の摂理を、神様と共に、お父様と共に、第四アダムと共に生きる一人一人であることを実感する場となりました。(→動画は「こちら」)

式典の様子は、オンラインを通して全国に配信され、200名(200アカウント)以上の方々がご視聴くださいました。記念すべき歴史的な名節を、皆様と共に迎えることができたことを、心より感謝申し上げます。

■第38回愛勝日(2/13)                               

翌13日(陰暦1月2日)、同じく午前7時より、愛勝日の記念式が行われました。

愛勝日は、真の家庭に打ち立てられた真の愛の伝統を思い起こす日です。訓読の御言や会長メッセージ、その他、式全体を通して、今一度、神様の御旨のため、カインのために自らを捧げられた真の家庭の尊い歩みを心に刻む場となりました。

特に訓読した御言―お父様に宛てた顯進様の書信―は、御旨にかける思いとお父様への愛情が込められ、涙なしには読み上げることのできない内容でした。

また、会長メッセージは次の3点からまとめられ、①真の愛の崇高なる基準を学び、②真の家庭の公的基準を受け継ぎ、③真の家庭を最重要機関として守り支えるという、祝福家庭としての摂理的使命を自覚させられる時間となりました。(→動画は「こちら」) ※会員用は「こちら

■真のお父様御聖誕日(2/17)

17日(陰暦1月6日)、朝7時より、真のお父様の御聖誕日を祝賀する敬礼式がもたれ、続く記念式では、お父様の生涯を綴った動画上映をはじめ、御言訓読、会長メッセージと続き、最後は億万歳三唱で締め括りました。下記は会長メッセージのポイントです。

お父様は私たちに、「①神に直結した真の息子・娘」になることを願われ、お父様を崇めるのではなく、神様を愛して生きる子女になることを願われました。また、「②神様を先に考える孝子」となり、「③真の愛を実践する者」、「④神の摂理を果たす主人」となることがお父様の願いであったことを強調されました。

そうして最後、お父様の一番の願いは「真の家庭」であり、それがお父様のレガシー(遺業)であって、忘れてはならないこの運動の誇りであるとしながら、顯進様の御言映像をもって話を締め括られました。

お父様の生涯と真の愛の伝統は、顯進様とそのご家庭の歩みを通して脈々と受け継がれ、生き続けています。2021年、第4アダム時代の幕開けを迎え、私たちもまた、同じ神様の子女として、御旨の主人として、深い心情と熱い情熱をもって歩んで参りましょう。(→動画は「こちら」)

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