■背景及び概要
2021年7月のファミリーワークショップにおいて、顯進様は改めて、原理の価値と重要性を強調されました。こうした背景から、初めて原理に触れる青年やグリーンフィールドの方でも理解できるよう、またFPA会員が原理とコアバリューという核心的コンテンツを学ぶことができるように、この度、12月1日より週2回、計7回にわたって「原理・コアバリュー講座」を開催する運びとなりました。
今回の講座では、筆記よりも講座に集中できるよう、毎回講座前に講義ノートを配布。また、諸事情で当日の講座に参加できなかったとしても、後日視聴できるように、動画サイトのパスワードを提供しました。7回(計14講座)のうち、毎回30名ほどが参加し、その多くが14講座を一度も欠かさずに参加するなど、熱心に受講していました。
■今回の講座の特徴
第一に、哲学的・構造的説明より、神様の心情を伝え、神様との縦的関係を立てることに焦点をあてました。創造原理は驚くほどシンプルな「相対のために存在する原則」です。本講座では、創造原理を学んだ結果、親なる神様との縦的関係が深まるよう、美しい画像や動画を活用し、また、堕落や復帰を扱う後編のパートでも、一貫して神様の深い愛に焦点をあてました。
第二に、顯進様の教えに沿った後天時代の視点から原理と摂理を解説しました。後天時代は創造原理の通りに生き、本然の文化を建設していく時代です。そのため、親なる神様の夢の主人となれるよう、前編のすべてを創造原理に絞り、後編では、摂理的人物の成功と失敗という観点から、今を生きる私たちの生活に関連性を持たせ、最後はコアバリューの15の実践項目を伝えながら、アイデンティティーやオーナーシップ、責任分担5%など、顯進様が強調される核心的テーマが伝わるように努めました。
第三に、原理にもとづく価値観・コアバリューを立てることで、生活実践に繋がるようにしました。これまで、原理を学んでも生活が変わらなかった理由は、それが知的理解にのみとどまり、自らの価値観や行動習慣に結びついていなかったからだと言えます。価値観が変われば行動が変わり、行動から文化が創られます。顯進様は予てから原理にもとづく価値観、「コアバリュー」を教育してこられました。今後、心情文化を創建し、グリーンフィールドに「普遍的原理と価値観」を発信していくためにも、原理とコアバリューとを共に学んでいくことが大切です。
■参加者の感想
家族全員で聞かせてもらい、シェアする場も持ち、原理に関する認識を深めることができました。子供の頃に受けた講義とは違い、中心人物の失敗から学ぶことや、コアバリューの何をもって取り組んでいくべきかを詳しく聞くことができました。…一つ一つ神様とアラインしているかよく祈りながら進んでいきたいと思います。 (20代・女性)
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自分には、原理の生活化が足りないと実感しました。その中で、神様を今まで以上に意識できたこと、神様の愛がこんなにも深いものかと、感謝と目標を掴むことができました。講義ノートがあり、予めプリントして講義に臨めたこと、後日、動画で再確認できたことも良かったです。 (60代・女性)
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復帰歴史の土台の上に今があり、私たちがすごい時代に生きていることを実感しました。今後、若い方々が原理を学ぶ際には、一世のような学び方ではなく、より学びと実践が実感を伴ってつながっていく、そんな学びの場となればと思います。神様をいつもいつも意識する、あるいは語りかける、そんな学びが必要であると感じました。(60代男性)
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今回の講座を聴き、この講義は会長の心情そのものであると思いました。最後の講義はすべての結論であり、集大成であって、コアバリュー文化をこの日本で築いていくのだという大きな希望を持ちました。私たち全員がこの講義を受講し、新しい葡萄酒を新しい革袋に入れなければならないと思いました。(60代・女性)
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原理講論の中から普遍的、霊的、道徳的な原理原則を抽出し、さらに価値観としてのコアバリューに繋げ、それを具体的な行動として実践していくことで、習慣を変え、生活を変え、人生を変える。その第一歩として、今回、知的な面での理解を深めることができた。この内容を具体的に行動に移していくことを通して、情的にも一層成熟していくことができるよう、コアバリューを実践していきたいと感じました。(30代・男性)
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復帰歴史の中心人物を見つめる神様の心情が伝わってきました。会長がその中心人物の事情と心情をよくよく理解して話してくださるのを聞きながら、同じような路程を通過されて来られたのだなぁと感じました。…私自身、心情に覆いかぶさっているものが多いことを反省し、1世の重荷の重さを感じます。一皮も、二皮も剥けて前進していきたいと思いました。また、今後、FPAを訪ねてくる多くの人々が感動できる文化を作って顕進様を日本にお迎えしたいと思いました。(70代・女性)