アドベンチャーワークショップ・感想

12月27日~28日、YIL(Youth Innovator League:オンライン青年リーダー教育プログラム)の一環として、スノーボードを通したアドベンチャーワークショップが開催されました。参加者の感想を一つご紹介します。

******************

アドベンチャーワークショップに参加して (20代・女性)

YILに参加していたため、自然に参加することになった今回のワークショップでしたが、最初は不安しかありませんでした。もともと運動やスポーツが得意ではなく、一度、小学校のイベントでスキーに行きましたが、うまく滑れず、楽しくもなく、二度とスキーには行かないと心に決めていたくらいです。スノボーにうまく乗れる自信もありませんでした。

初日、最初にコアバリューのリストをもらい、私は「確信:常に可能性を見つめ、目標の実現に確信を持って取り組む」をテーマに歩むことにしました。自信がない分、確信を持つことが必要だと考えたからです。

しかし、思っただけでうまくいくなら苦労はありません。頭では分かっていても、ボードは思った方向に行かず、乗っていると頭が真っ白になり、どうしたらいいのか分からなくなっていました。初日が終わり、明日もスノボーに乗らなくてはならないと思うと、憂鬱になりました。

しかも、2日目はスキー場の一番上まで行き、1600mもあるコースに挑戦することになっていました。ちなみに初日のコースは400mです。午前中は下の初心者コースで練習する時間がありましたが、初日より少し滑れるようになっている自分に驚き、そこからスノボーに乗ることが楽しくなっていきました。

午後には1600mコースに挑戦しましたが、結論から言えば、うまく滑れたのです。スピードが出すぎて転ぶこともありましたが、転ぶことも楽しくなっていました。

スノボーは人生の進み方に少し似ているように感じます。スノボーはとても不安定なもので、少し足の重心を変えるだけで進む方向も変わり、慎重にならないとすぐに転んでしまいます。そのため、初心者の私は何度も何度も転びました。

「転ぶ」ということは、人生における失敗と同じなように感じます。人生には何度も失敗することがありますが、今回のワークショップでは「転んでもすぐに立ち上がることが大切」と教わりました。これは転んだ状態でいると、後ろから来た人とぶつかって危険だからですが、生活の中でも同じような心がけか大切なのではないかと思います。失敗したからと言っていつまでも止まっているのではなく、すぐに立ち直って次に進めばいいと学びました。

私は失敗することを恐れ、失敗するかもしれない挑戦はあまりしてきませんでした。だから今回、初めからできないと分かっていたスノボーに挑戦できたのは、とてもいい経験になりました。もし、神様が私に何か教えたかったことがあるとすれば、それは失敗を恐れずに挑戦すること、失敗してもすぐに立ち直ることだと思います。

どうして転んでばかりのスノボーに挑戦しないといけないのかと思うこともありましたが、うまく乗れた時の快感は忘れることができません。できなかったことができるようになるのは嬉しく、楽しくもあります。今後は、様々なことに挑戦していこうと思います。ありがとうございました。

関連ブログ記事