神様によって生かされている命

埼玉在住のSさんからの証です。

2021年4月2日の深夜12時過ぎに、突然妻が激しい胸の苦しみを訴えてきました。

私はこれは尋常ではないと直感しましたが、救急車は呼ばず、家から車で15分の所にある、埼玉国際医療センターへ自家用車で向かいました。

埼玉国際医療センターへ着いてすぐ、私は救急の入口を叩き、「急いで見て欲しい患者がいるので、お願いします。」と訴えました。しかし今はコロナ禍なので、よほどでない限り、すぐには受け入れてくれない状況でした。妻はわずか10メートル先の入口を目指して歩くこともできない状態でした。そんな妻の姿を見た看護師さんたちが、これは一刻を争う事態だと理解し、車椅子に乗せてくれ救急搬送されました。

深夜のたった一人の待合室…。

 

永遠と待ち続ける時間と絶望的な思いが胸をよぎる中で、私はコミュニティリーダーのKさんと、息子に連絡を取りました。

今までの妻との人生が走馬灯のように駆け巡り、妻に迷惑をかけたことばかりが思い起こされました。
このまま死んでもらっては困る。まだまだ尽くしたりない今の状況では、後の人生が後悔しか残らないと思い、

『神様!もう一度、家族が再び一家団欒で過ごせる機会を与えてください。』

と、心から祈りました。

5時間の時が過ぎました。

ようやく担当医の医師が、画像を見せながら妻の病状を説明をしてくれました。

心筋梗塞で冠状動脈がすべて詰まった状態とのこと…。 
事態はとても深刻でした…。

詰まりを取って治せる次元ではなく、3つの新しい血管の道を作るしかない。いわゆるバイパス手術しか手立てがありませんでした。

それと同時に極めて重傷だと言うことで、手術が上手くいくという保証も約束できないという状況でした。

妻は看護師をしているので、自分の画像を見て、これは助からないという判断をしていたようでした。

5日後の4月7日に手術が決まりました。
手術当日を迎え、朝9時から約8時間をかけた大手術が行われました。
医療センターの2階にラウンジがあり、私と妻の妹とコミュニティリーダーのKさんの3人で待機していました。

先にサタンが攻撃してきたかのように、
10時を過ぎた頃から突然、呼吸が苦しくなり、座っていることも大変な状態になったそうです。

そしてさらに私も、非常に重苦しい重圧を感じていました。
そのラウンジは、お昼の12時を過ぎると、ちょうど真上に昇ってくる太陽が見える高さの窓の頂上から、

1メートル幅のロールカーテンが、自動的に28本降りてくる仕組みになっていました。
しかし、どういう訳かちょうど私たちが座っていた13本目のロールカーテンだけが、降りてこなかったのです。

Kさんと2人で顔を見合わせて、‘ここだけ故障なんてことある?’と思った瞬間、‘あっ、神様からのメッセージだ!’とピン!ときました。他の人たちが座っている場所は影に入り、太陽の光が私たちだけを照らす出来事が起きたのです!これは本当に驚くべきことでした。

そして私は思いました。サタンが先に攻撃してきたけれど、これから神様が妻を生かすための反撃の協助が始まるんだと。

私がキャッチした神様からのメッセージはこうでした。

私がおまえの妻を見守っているから大丈夫だよ!今から好転するよ!

私は急いでその日LINEに送ってもらった妻の画像を太陽に当て続けました。

そうして無事に手術は終わりました。

「大変だったけど上手くいったよ」と言う医師からの報告を聞いて、皆で本当に安堵しました。

手術から1ヶ月が過ぎた頃には、妻は順調に快復に向かっていました。

13本も入っていた管が抜けたり、出なかった声が出るようになったり、流動食ですが食べれるようになってきたりしました。合併症もなく、自転車漕ぎや歩行訓練などのリハビリに励めるほどに快復してきたのです。

これだけの短期間でこのような状態にまで快復するというのは、本当に奇跡以外の何物でもないと思います。今、妻は自分が生かされているということが、実感できたようです。

この1ヶ月の間にも、呼吸が苦しくなったり、死にかけたことが何度かあったらしいのですが、その度に、神様に委ねなければ越えられなかったと…。

サタンに繋がってた血管を切って、すべての心臓の血管を3本とも神様とのパイプへ繋げるごとくに行われた、バイパス手術であったような気がします。

悪い出来事が起きたというより、より良い善のために起きた出来事のように、今は感じています。

FPAに導かれたことが間違いなら、こんなにも協助してくださるはずがない!と改めて感じた、本当に内容の濃い1ヶ月でした。

そして現在の妻の状況ですが、退院後普通の生活を送れるまでになり、なんと家事全般もやれるところまで快復しています。

走ること以外は以前と変わらない状態になりました。

妻の病気を通して感じることのできた、神様の導きに心から感謝いたします。

あとがき…

実はSさん、更に神様の導きを感じる出来事があったそうです。奥様は5/22に退院されましたが、何とその2日後の24日に息子さんが教育実習のため、ご実家に帰ってきたとのことです。

Sさんは奥様が不在の中で、一人で息子さんを迎えることが不安だったそうですが、奥様の快復が思いのほか早く、丁度息子さんの帰省に合わせて退院することができ、本当に神様の導きを感じられたそうです。

奥様は息子さんを迎えた日からお料理もされて、本当に『一家団欒』のひとときを持たれたのこと…。

神様の深い愛と導き、そして何よりも神様によって生かされている命であることを強く感じさせていただいた貴い証でしたね。

《お知らせ》
証コーナー担当のつくしです^ ^
今回の記事は、5月の月例集会での「みんなの広場」スタッフ募集に応募してくれて、すでに活躍してくれてるタンポポさんが全面的に担当してくれました。

タンポポさんを紹介しまぁ〜す( ◠‿◠ )

タンポポさん、実は美術系卒業で、さらに教会週報の作成経験もあり、一番すごいところは明るく、オーナーシップがあるところです。
まさに時の人でした!(^◯^)

記事編集もさることながら、自作イラストで記事に花を咲かせてくれます。

まずは、つくしとタンポポで記事の公開をがんばりますので、私も仲間に入れてぇ〜という方はお気軽に連絡くださいね。(´Д` )

全てを準備してくださっている神様に心から感謝です。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

タンポポ

タンポポコミュニティーリーダー

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性別:女性
家族構成は、母、夫、子供は6人です。性格は「おっとり」「ほんわか」あまり周りに左右されないマイペースなタイプです。

寒い地域のコミュニティーリーダーをしています。
日々の生活の中で感じた、様々な神様との出会いのエピソードを皆様にお届けするお手伝いをします。

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