北海道在住のNさんから、ご自宅のガレージを改装して作られた素敵な雑貨屋さんと、ご家族の心温まるエピソードが届きましたのでご紹介します。(*^▽^*)
皆さんは「消しゴムはんこ」をご存知ですか？
スキルマーケット『ココナラ（coconala)』で、消しゴムはんこと検索したら、1番最初に出てくるのが、Nさんの娘さんのサイトです。
そこにはこんな言葉が…
“北海道にある手作り雑貨のお店で、消しゴムはんこを販売しています。ロゴやイラストはもちろん、住所やSNS等の簡易QRコードのはんこも作成可能です。”
私は思わずえーっ！QRコードも掘っちゃうの？
とびっくりしました。（ﾟ◇ﾟ）
Nさんの娘さんが消しゴムはんこを作るようになったきっかけは、3年ほど前に、ある手作り雑貨のお店でお手伝いをした時のことです。そこのお店の方から「はんこを掘ってみるかい？」と声をかけられて、掘ってみるとこれが思った以上の出来映えで、そこから娘さんの才能が開花されていったのでした。
そこのお店ではんこを掘っていた時は、それほどの売り上げではなかったようですが、その後ネットに出したところ、なかなかの反響があり、どんどんと広がっていったのだそうです。
現在では、ココナラだけで140件くらい、メルカリなど他のサイトなど全部合わせると450件くらいの顧客数になるそうです。
そしてなんと韓国からも注文が来るそうなです。
もうビックリ！ホントにすごいですよね。(*^o^*)
娘さん、中学の頃から独学で韓国語をマスターし、韓国からの注文依頼にも、ハングルで対応できるので、とても喜ばれているみたいです。(*^o^*)今では1ヶ月に30件以上の依頼があり、海の向こうまで届いてるのですね。ほぼ毎日はんこを掘り続けているのでしょうね。>*０*<
また、道南にあるチーズ工房さんからは、商品包装用の袋に押すはんこの注文があったそうです。先日函館へ行った帰りに立ち寄り、実際に使っているのを見てきたそうですが、とても喜んで使って下さっていてNさんも嬉しかったとおっしゃっていました。 そして、ご夫婦でこんなお話をされているんだそうですよ。
いずれは娘のはんこを買ってくれたお店を、全国回れたらいいね！
素敵な夢ですよね。是非実現することを願っています。(*^▽^*)
娘さんの作る消しゴムはんこはとっても評判がいいんです。そして商品だけでなく、お客様への対応も高評価でリ ピーターも多いんです。おまけも入れてあげたりするそうなので、本当に喜ばれているとのこと。みなさんから寄せられる喜びの声が、娘さんの力の原動力であり、励みになっているのですね。 お店があることも、顧客の皆さんが信頼して下さっている要素の一つのようです。
さてさて、この素敵な雑貨屋さんなんですが、なんとご主人がひとりで1年がかりで作られたとのことです。
本当に驚きました。土日の休みを使って、コツコツと黙々と娘さんのために作られたのですね。
しかし、ご主人は最初から乗り気だったわけではなかったそうです。娘さんがコツコツ熱心に頑張って、技術もどんどんアップし、QRコードも掘れるようになっていくのを見る中で、ご主人も段々とその気になっていったとか(@^▽^@)
オーナーシップを持って、楽しんで、喜んで生きる娘さんの姿が、家族にも夢を与え、夢を実現するパートナーとなり、家庭を一つにしていった素晴らしい証ですね。この家庭を通して本当に神様が喜んでおられることを感じました。
そしてなんとご主人！電気工事の資格も持っていて、電気もすべて自前だということです。さらにビックリ！でした。
それにしてもこのクオリティーの高さは、本当に素晴らしいと思いますね。ドアも何もかもすべてが手作りなんです。ひとつひとつ材料も自分で注文して、1年がかりですからね。なかなかできることではないと思います。
みんなの、家族の夢という形で、1年の歳月をかけて、2年前にオープンしたそうです。
ご主人、もともと階段の修理をしたり、ウッドデッキなどもご自分で作られていたそうで、手先が器用なんですね。Nさんも手芸が得意でご自分の作られた作品もたくさんお店に並んでいるんです。
娘さんはそんなお2人のDNAを受け継がれたのでしょうね。本当にそう思います。 ご主人さんの大工の腕前はめきめきと上達し、最近はご自宅の横に小さな物置小屋も建てたとか…、
もう完璧なプロの大工さんみたいですね。
隣近所からの評判もとても良いそうですよ。
「家族みんなでやってるんだね～」と声を掛けて下さったり、また、ご近所の方たちの手作りの作品もお店に置いてあげているそうです。年配の方とかは自分で何か作ってもそれを売る場がなかったりして、だからこのNさんの雑貨屋さんができて、本当に喜んで下さっているようです。
Nさんは言います。「自分たちがお店を構えて、ただ売るだけじゃなくて、みんなに喜んでもらいたい。」と、
だから地域のみなさんとのつながりをとても大切にされているんですね。プレミアでおばあちゃんの作った雑巾なども差し上げたりしているそうです。そしてお店の壁には北海道の雄大な景色の写真が飾られています。これも北海道在住のとある写真家の方と仲良くなって、飾るようになり、毎月交換してくれるんだそうです。北海道の自然豊かな風景のフォトグラフに心癒やされる方も多いとか。
こんな素敵なお店、なんだかとっても行ってみたくなりますよね。
「手作り雑貨58gohachi」は、地元の新聞にも記事が掲載されました。とても素敵に紹介されていて、本当に地域に愛されているお店なんだな～と感じました。
娘さんは子供の頃から体があまり丈夫な方ではなく、ご両親も本当に心配されたようですが、こうして今は神様から与えられた自分の特技・才能を存分に生かしてお仕事ができていますし、その娘さんを全面的にサポートして応援しているNさんご夫婦、そしてご家族皆さん、本当にすてきだなと思いました。
雑貨屋さんの木の温もりと、Nさんご家族の娘さんを思いやり応援する温かい気持ちに、私もとっても暖かな気持ちにさせていただきました。
小さな小さな消しゴムはんこ。だけれども、大きな大きな幸せを、海を越えて世界中に届けてくれるような、そんな予感がしました。
Nさん素敵な証をありがとうございました。<(_ _)>
最後になりますが、お店の名前『58gohachi』が気になって、Nさんに聞いてみました。
どうやら娘さんが小さい頃から大切にしてかわいがっていた、ゴリラのぬいぐるみの名前「ゴエ」ちゃんから来ていたようです。そして昔から商売では3.5.8が運勢の良い数字だと、また風水でも3.5.8はラッキーナンバーとされていますよね。「ゴエ」ちゃんの5と8。そして運勢の良い数字と言うことですね。
なるほどなぁ～と思った次第でした。
