青年バージョン 第10号
今回は、一歳半の息子さんの育児と、ご主人の自営業のサポートを頑張っている、東海地方のスーパー主婦Hさんの投稿をご紹介します。
昨年、やっと寝返りができるようになった頃、ご主人が息子さんの成長を通して、復帰している親なる神様の心情を投稿してくださいました。今回は育児が少し落ち着いてきた奥様からの投稿です。
毎日、仕事と子育てで追われる日々ですが、その中でも1番感じることは親のありがたみです。
親の協力なしでは、子育てできない!と言っても過言ではありません。
私は一世で、教会に入教した頃は親に対して恨みつらみが多く、神様と真のお父様からの愛を霊的に感じたのと、原理に感動したので入教しました。
それだけ聞くと、実の親から全く愛されていなかったかのように、聞こえてしまいますが…
私は、自分が子供を産んで育てる中でしか、親からこんなに愛されていたのだと、感じることが出来なかったのだと思います。
私は、2020年8月に出産をしました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、2、3時間毎にお乳が欲しいと泣き出します。寒いとか、暑いとか、眠いとか、お腹空いたとか、言ってくれるわけでもなく、どれが正解なのかよく分からない中、赤ちゃんのお世話を一生懸命にします。
特に夕方になり、「また夜になるな~」と思うと、とても憂鬱な気分になります。
夜間の授乳が心身共に苦痛で、本当は自分もぐっすり眠りたいのですが、赤ちゃんの泣き声を聞くと、体に鞭を打って起き上がり、オムツを替えて、授乳をしたり、ミルクをあげたりします。
赤ちゃんのお世話と初めての子育てで、心身共に疲弊している時に、全面的にサポートをしてくれたのが、私の両親でした。私に、食べたいものはないか?必要な物はないか?と買い物へ連れて行ってくれたりしました。コロナ禍の中で、緊急事態宣言が発令されて、夏は40度近くの猛暑の日が続き、外出を躊躇っていましたので、本当に出産後の3ヶ月は、親のサポートなしでは乗り切ることが出来なかったと思います。
母から…
「色々してもらって、申し訳ないって思わなくて良いよ。お母さんもおばあちゃんにしてきてもらったからね。順番なんだよ。」
って言われた時は感謝の気持ちと、今まで本当に申し訳なかったという気持ちで、いっぱいになりました。
息子も1歳半を過ぎました。独身の時や、ひとり暮らしの時は、やりたい事があったら、やりたい時にやれて良かったなと思う事も正直ありますが、それ以上に息子が声を出して喜ぶ姿や、抱っこしてと腕を伸ばしてせがむ姿を見ると、それが本当の幸せなんだと感じます。
あと10年したら、そんな事もなくなるのかなと思うと、今日のこの一瞬一瞬を大切にしたいと思います。
もし、息子がいなければ、平日の昼間に公園に行って滑り台を滑ることも、ブランコを漕ぐこともないでしょうし、散歩をしながら季節の移り変わりを感じることも、ゆっくり空を眺めることもないのだと思うと、一瞬、一瞬が神様からのプレゼントなのだと感じます。
FPAに来て良かったこと
FPAに入会し、特別祝福を受けさせていただいて、本当に感謝しています、
『幼児・小学生父母のための家庭教育勉強会』では、子女教育のコンテンツを学ばさせていただいています。
教育コンテンツがある事で、家庭内で子供に神の子としてのアイデンティティを学んでもらうPPTがあったり、最近では性教育についての講義もあり、とても勉強になります。
あとは自分自身が学びを深めて、どのように息子に伝えていくかを、具体化しないといけないと思っています。
最後に真の家庭の実体があるということが、本当に感謝すべきことだと思います。
いくら、「神様を中心とした真の家庭」と口で言われても、それは理想でしかないと言われてしまいますが、実体があり、またその家庭が素晴らしいとあれば、皆が感動を覚え、学びを得たいと思います。
私の家庭も、顯進様と全淑様ご家庭のような家庭を目指して、一日一日を過ごしていきたいと思います。
ありがとうございました。
《あとがき》
自分が親になってみて、初めて親のありがたみがわかりますよね。(*^▽^*) 育児をしてみて、親になるのってこんなに大変なんだなぁと思わされます。そして、自分を産んで育ててくれた親への感謝の気持ちが湧いてきます。
Hさんのお母さんの「順番なんだよ」の言葉が心にしみました。順番に、ちゃんと命を繋いでいかないといけないんだなと思わされました。