家庭盟誓の解説

家庭盟誓の意義

1994年5月、「私の誓い」に代わって「家庭の誓い」(家庭盟誓)が制定されました。これは宗教時代を越え、本然の家庭時代に与えられた指標であり、神の創造理想、「神中心の家庭からなる天一国創建」に向かう、私たちの絶対的な生活基準に他なりません。

家庭盟誓 第1節の解説

天国(天一国)の構成要素(ビルディング・ブロック)は「神中心の家庭」です。第一節は、私自身が天一国創建に情熱をもつ主人として、神が共に住まう本郷の地、「真の家庭理想」を慕い求め、理想家庭からなる地上・天上天国の創建を誓うものです。

家庭盟誓 第2節の解説

真の父母とは「先例」を示す存在であり、「神に侍る」とは、真の父母の先例に倣い、神の息子・娘として親の願いに生きること、真の愛を実践することを言います。孝子になることをベースに、国と世界、より大きな善に生きることで、私自身が先例となるのです。

家庭盟誓 第3節の解説

私たちが理想的モデル家庭を築くには、男女各々が「四大心情」を完成させ、過去・現在・未来と三代にわたる真の愛の権威(三大王権)を打ち立て、神の直系である真の家庭に接ぎ木された家庭(皇族)としての生活伝統を受け継いで行かなければならないのです。

家庭盟誓 第4節の解説

神の理想は、天宙(霊界+地上界)にある全人類が家族となることです。共通の親なる神のもと、皆が神の子女であり、兄弟姉妹であるとする「霊的覚醒」が、天宙的な大家族をもたらし、自由と平和と幸福と統一の世界(共生共栄共義主義社会)をもたらします。

家庭盟誓 第5節の解説

心は天上世界を、体は地上世界を代表します。世界の統一は正に私自身の心と体の統一から始まるのです。主体的な心を忘れる生活にならないよう、毎日、心を主体に立て神様を意識し、前進・発展を志向し続けましょう。一歩ずつでも前進することが大切です。

家庭盟誓 第6節の解説

祝福家庭は真の家庭という「生命の木」につながり、また自ら生命の木となるべき「種」の家庭です。私たちが神と真の父母を証する「代身家庭」になるには、自ら「真の父母になろう」とする熱望をもち、「天運に沿って生きる家庭」になっていくことが大切です。

家庭盟誓 第7節の解説

「本然の血統」とは、堕落とは一切関係のない神の血統を意味します。「心情文化」は「神の本然の血統」とつながることを通して、また「為に生きる生活」を通して育まれるのです。家庭盟誓の実践を通して、私と私の家庭から文化の変革を起こしていきましょう。

家庭盟誓 第8節の解説

「成約時代」とは、神と人とが血統で結ばれ、真の息子・娘として神様と共に生きる時代を言います。絶対的な投入(絶対信仰・愛・服従)を通して、神を中心に夫婦一体(神人愛一体)を成し、私たちの家庭を通して、国と世界、霊界までも解放・釈放するのです。