FPA祝福家庭ニュース2024(2月号)

① 2月度FPA月例集会(2月4日)

2月4日、恒例の月例集会が開催。第一部では、今回の祝福式に込められたビジョンと今後の展望について、櫻井正実会長より講話を頂きました。

人類の精神史に飛躍的発展をもたらしたものはキリスト教文明であり、「神」のもとに万民の等しい権利を認める「自由と人権の思想」に他なりません。しかし、神を失った自由と人権の思想が今、社会の礎となる「家庭」を破壊しているのです。

祝福運動とは、「神」を家庭の中心に迎え、神の愛と真理(普遍的原理)に基づく家庭(神中心の家庭)の創建を通して、現代社会に解決策を提示し、神の下の一家族世界を目指す、グローバルネットワークを構築していこうという運動です。

櫻井会長は、祝福が特定教団の儀式などではないことを強調。過去の考え方との違いを明確にしました。

続く第2部では、「子女教育を考える集い」並びに「能登半島地震被災者支援」の報告・証を頂き、閉会となりました。

祝福運動のグローバルビジョン(会員限定) 

② 第57回真の神の日 (2月10日)

2月10日、「第57回真の神の日」を迎え、韓国・ピースセンターでは、文顯進様・全淑様をお迎えしての記念式典がもたれました。

敬礼・家庭盟誓に続き、顯進様が祝祷。最初の家庭で果たし得なかった「真の家庭理想の定着」を通して本来の祝福運動が始まること、夢と希望の年の幕開けとなることを祈られました。

また、顯進様はこの日、特に「信仰」の重要性を強調。信仰とは“盲信”ではなく、神の真理(原理)に根差した信仰を指すのであって、「自らが何を信じているかを知らなければならない」と語られました。

復帰摂理の目的は「真の家庭の確立」にあり、それを通して人類をかき抱こうとされたのが神の御旨であり、お父様の生涯でした。

正しい信仰をもっていたなら、自らの保身や組織目的のために真の家庭を破綻させるような歴史が刻まれることはなかったでしょう。

深い悔い改めと共に、新時代への再出発を決意する場となりました。

「真の神の日における顯進様の祝祷」(会員限定) 

③ 第41回愛勝日&原殿訪問(2月11,12日)

2月11日、同じくピースセンターにて、「第41回愛勝日」の記念式典が行われました。

自己を犠牲にしてでも子を守りたいが親の思いですが、神の御旨、人類救済のために、我が子をも犠牲にしてきたのがお父様の歩みであり、そうして生かされてきたのが祝福家庭でした。

顯進様曰く、愛勝日とは、人類のために自己犠牲の愛に生きた「真の父母・真の家庭の先例」を思い起こす日に他なりません。

翌12日には、例年通り、原殿聖地を訪問。数十名が顯進様家庭と共に、先駆けて霊界に旅立たれた方々をお参りし、黙祷を捧げました。

この日はまた、天候に恵まれ、日差しも暖かく、顯進様は信禮様(三女)の墓標の前に暫し座られ、各国の参加者たちに歌をリクエストされました。

日本のメンバーも即席で「幸せって何だろう」を合唱。顯進様の家庭と共に交わり、談笑するひと時を過ごしました。

④ 真のお父様 御聖誕日(2月15日)

2月15日は真のお父様の御聖誕104周年に当たります。この日も、朝7時からピースセンターに集い、記念式典が執り行われました。

真のお父様の生涯は全人類を救おうとされる神の御旨に捧げた生涯であって、一教団の布教や組織拡大のための生涯ではありませんでした。

顯進様は御聖誕日を「真の息子の生涯を偲ぶ日」だと言われます

顯進様曰く、お父様は神と人類のために全てを与える方であり、どんな十字架をも背負われる方であって、「お父様の教育なくして今の自分はなかった」とも語られました。

また、この日は御言に先立ち、顯進様の社会的活動を取り挙げた特集番組を上映。これは韓国の一般メディア(通信社)で製作され、放映されたものです。

宗派や教派を超え、恒久平和を目指す顯進様の取り組みは、“制度化された宗教”によって歪曲され、毀損されたお父様の生涯を正しく明かすものになることでしょう。

【参照】聯合ニュース特集「コリアンドリームロード」(韓国語) 

⑤ 国際カンファレンス2024(2月16日)

2月16日、韓国ソウル(スイスグランドホテル)にて、「家庭平和国際カンファレンス2024」が開催されました。

「神の下の一家族:新しい平和文明の建設」というテーマのもと、会議は大きく、①オープニング、②主題別発表、③総合討論の3つのセッションに区切られて進行。

23カ国より400名が集う中、各界の指導者がそれぞれの立場から家庭の重要性を訴えました。

また、基調演説で壇上に立たれた文顯進会長は、「神の下の一家族のビジョンは、我々を隔てる全ての障壁を越えるものであり…その理想は家庭単位で実現されなければならない」と力説。

「今や本然の家庭理想を成すという神との新たな契約のもと、神を中心とする結婚を実現する時である」としながら、祝福運動の本格的始動を宣言されました。

この演説は、当初の趣旨から逸脱した過去の祝福運動とは異なる「本来の祝福運動のビジョン」を世界に知らしめる歴史的な宣言であったに違いありません。

この日の様子は韓国の大手月刊誌でも紹介されています。

【参照】新東亜「家庭中心の文明で新しい道を開くべき」(韓国語) 

⑥ 聖婚祝福式2024(2月17日)

翌17日には、同ホテルの大会場にて、「Holy Blessing 2024」が開催。神のもとに家庭理想の実現を誓う「聖婚祝福式」が厳かに行われました。

未婚・既婚の夫婦、並びに祝賀客を合わせ、総勢770名が20カ国より参加。特に諸宗教の指導者が共に集い合わせる超宗教的な式典式典となりました。

午後2時、郭珍萬(カク・ジンマン)世界会長の告天文をもって開式。主礼入場、聖水式、祝福の誓い(成婚問答)と続き、主礼の祝祷と指輪交換を踏まえ、成婚宣布がなされました。

その後、記念撮影や家庭交流の時間を挟み、5時より祝賀晩餐会に。

ケニアの主教による開会祈祷と青年カップルの証に続き、シンガポールの大学総長夫妻が祝福に臨んだ感謝と感動を熱弁。さらに、祝福運動の展望を簡潔ながらも熱く語られた顯進様のショートスピーチに会場が沸き立ちました。

その後、祝賀公演の舞台を鑑賞しながら歓談、晩餐を楽しみ、閉会となりました。

参加した青年の報告(会員限定) 

⑦ 40日特別精誠キックオフWS(2月18~21日)

翌18日より、祝福後40日間の特別精誠が始まり、最初の4日間(~21日)が特別研修となりました。

初日の18日は全体教育として、カンファレンス会場に370名が集合。午前中は、顯進様ご夫妻をお迎えしての「祝福家庭特別集会」となりました。

リーダーからの報告後、マイクを取られた顯進様は、祝福を受けた一家庭一家庭が祝福理想の実体となって、この 「良き知らせ」を世界に伝える宣教師となるよう、呼びかけられました。

午後2時からは劉慶明(ユ・ギョンミョン)世界副会長による特別講座となり、家庭盟誓の解説と共に、祝福家庭として育むべき生活文化を学ぶ場となりました。

また、19日からは会場をピースセンターに移し、新婚カップル対象の研修会が開催。

神を中心とした夫婦関係や父母の役割等の講義に加え、先輩家庭の証、カップル同士の対話やロードマップ作り、最後は聖燭伝授式をもって閉会となりました。

⑧ 3月度スケジュール

FPA JAPANは会員の皆様からの会費、並びに寄付金(十一条等)をもって運営しています。活動の継続とさらなる発展のため、引き続き、皆様の積極的なご支援・ご協力をお願い致します。
十一条&礼拝献金

今月、また全国各現場から、さらなる良き証や報告が上がってくることを心よりお待ちしています。

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