今回は、5 月の月例集会後のグループディスカッションに参加した方から、
「とても素晴らしいお話。ぜひ皆さんにも教えてあげて欲しい。」という推薦があり、インタビューさせていただきました。 関東在住、M さんのインサイドアウトの素晴らしい証です。
グループディスカッションのテーマ
「家族をいかに一つにするか」
話のきっかけは「近々、娘を嫁に出す立場、その淋しさをどう乗り越えるか?」という質問でした。
M さんは、一人娘を嫁がせ、今ではかわいい 3 人のお孫さんの御爺様。
父親の娘への思いというのは、まったく違うそうです。
しかも娘さんは、仕草までお父さんにそっくりと言われる程の仲良し父娘なので、父親から見れば、益々かわいくて仕方がないわけです。
ですから嫁がせる淋しさは言葉にできないほどの苦しさ。(; ・`д・´)
「嫁にやるということは、婿は息子。自分の息子と思おう。」と考えましたが、言葉ではわかるが、心情的には、なかなか、そうはいきません。(-_-;)
時間がかかりましたが、努力していくと段々と心情が変化していき、娘を嫁に出した喪失感・苦しさを超えることができました。(^^;)
その頃から不思議なことが起こってきました。(゜o゜)
自分の娘の婿だけでなく、他家の婿にまで情が広がっていっていることに気づいたのです。
さらに、
M さんは大学の講師という立場で、たくさんの生徒と関わっているのですが、ご自身が教えている男子学生への心情が近くなったように感じてきたのです。以前から、娘さんとの情が近かったので、女子学生に対しては「いい奥さんになって幸せな家庭を築いてほしい」と自然に娘を見るような心情を持っていました。しかし男子学生に対しては、そこまでの情は持てなかったのです。それが、娘婿との心情が近くなってきたら、男子生徒に対しても、女子学生と同じような親の心情が湧いてくるようになったのです。すると、男子学生も変わってきて、反応が良くなってきたのです。(゜o゜)自分の娘の婿だけでなく、他家の婿にまで情が広がっていっている。
Mさんは、以前、青年組織で教育を担当していました。
青年たちを自分の子供と思う努力をしていたことがあるそうなんです。しかし、なかなか、そこまで思うことが出来ませんでした。今は目の前の大学生に対して、息子・娘と思える心情が湧いているそうなんです。(^^)
そんな中・・・
勤務先の大学で、年 1 回実施される学生を対象とした15項目のアンケート調査がありました。
その結果、Mさんが、
な・な・なんと 1 位になったそうなんです!
そのアンケートは学生による講師を評価するアンケートなんですね。
実はMさんは現在 64 歳。3 年前に欠員補充のための非常勤の嘱託講師として勤め始めたそうです。昨年からのコロナの影響もあり、職員が減らされていく中で、年齢も年齢ですから、解雇になってもおかしくない立場なんですが、すでに「来年もお願いします」と契約延長のオファーが来ているそうです。( ◠‿◠ )
Mさんが、この大学に入った時の動機は、顯進会長の
「どんなに小さい所でも、いつもNo.1 を目指す!」
という言葉でした。まさに、その言葉通り、見事、この大学で長子権復帰をされたんですね。
Mさんの勝利は娘婿を実子のように愛するという心情復帰から、4 大心情圏がすべての人への愛に広がっていくという心情復帰につながっていったそうです。娘を愛し、婿を愛し、職場の学生たちを愛する中でどんどん情が広がっていくのを感じているそうです。
そして、すべてはアベル・カインを通して訓練されている。
自分の思いを否定し、愛する。その為には、
「私は神から愛されている」という実感、自己肯定感を持つことで、思いやりが溢れてくると感じたそうです。
(あとがき)
ありがとうございました。
編集を終えて、ふっと、目の前にある小冊子を開くと、このみ言が書いてありました.(^_^)
私はただ一つを除いて、他に何も誇るものはありません。 それはすなわち「神は私の父である」ということです。
愛のシンフォニー③「主の道」より
【 後 日 談 コ ー ナ ー 】
その1
前回の記事、英語で話そうコミュニティ『HPU』を通して、最近、FPA に入会された国際家庭の方から問い合わせが来ました ( ◠‿◠ )
土曜日に、お知り合いの方に、「英語の情報源がなかなか見つけられない」と話していた時に、ちょうど記事の案内が LINE に届き、びっくりされたそうです!」 神を感じますねぇ~、まさに証(^^)
こんなに細やかなことまで準備してくださってるんだ~と感動しました。
その2
「少なくとも、為に生きれば、大丈夫だ!」の記事で紹介した広島の Y さんからも、こんな報告が(^o^)
Y さんの草刈り活動が地元の読売新聞の折り込み紙に、5/29 に、また掲載されました。
誌面をご紹介できないのが残念ですが、コツコツと地域活動を頑張っておられます。
継続は力なり! 素晴らしいですね( ◠‿◠ )