パークワン奉献式_文顯進会長 奉献祈祷と記念メッセージ

先日8月に韓国で行われた2022年8月12日パークワン奉献式 文顯進様の奉献祈祷と記念メッセージのみ言が届きましたので、皆様に共有いたします。
日本語訳(PDF) 英語原文(PDF) 韓国語訳(PDF)

奉献祈祷

「天のお父様、私たちは、この歴史的な施設の開館を記念することができますことを心から感謝申し上げます。このパークワンは、この地、この国の歴史の新しい始まり、幕明けを記念するものであり、神様あなたの主権を代表することのできる真の国家を立てるというあなたの摂理に根ざした希望と約束の種を蒔いていくことになることでしょう。

天のお父様、今年2022年は、私たちの愛する真のお父様の聖和10周年であり、また、私たちの運動内の分裂によって私が荒野を歩むことを余儀なくされた第2次7年路程を越える年です。天のお父様、この日を前にして神様あなたは、この地とこの国とコリアン民族が新しい出発をすることができるように、この地を浄めるための水でこの地を水浸しにされました。同時に天のお父様、これは第4アダム時代を中心とした神様あなたの摂理的運動の新しい始まりを告げるものでもあります。

天のお父様、50年、半世紀をかけて進めてきたこのプロジェクトが、今年、完全に実現しましたが、このプロジェクトが、神様あなたの摂理における転換点、移行点を本当に示すものとなり、この地とその民、そして世界に、大いなる祝福が、とどめることができないほどに降り注がられるようになりますよう、お祈り致します。

天のお父様、私たちがこの施設を神様あなたのために、そしてあなたがあなたの息子を通して行っておられる偉業のために捧げることができますことを、心から感謝申し上げます。

私はこれら全てのことを、真の家庭の一員である第4アダム、文顯進の名でお祈り致します。アージュ。アージュ。アージュ。

揮毫

「パークワン:この地に与えられた神様の祝福の種であり、神様の主権を地上に立てることになる種」

文顯進 2022年8月12日


記念メッセージ

世界の頂点に立ったように感じますか? 実に50年かかりました。これはお父様の夢でした。狭い宗教的な枠組みで考えてはいけません。メシヤの使命とは何ですか? メシヤの使命は、人間生活のあらゆる分野に関わる、神様を中心とした新しい文明を創建することです。宗教的、精神的な領域だけでなく、政治、ビジネス、経済、そして芸術や科学など、人間生活のあらゆる側面に関わるものです。分裂が起こった理由の一つは、多くの祝福家庭の食口たちがメシヤの使命について理解していなかったからです。宗教的枠組みであれ、国家的な枠組みであれ、人種的な枠組みあれ、文化的な枠組みであれ何であれ、お父様はそうした(人類を閉じ込める)枠組みから人類を解放しようとしておられたにもかかわらず、まさにそういう様々な枠組みの罠にはまってしまい、そこから抜け出せなくなったのです。私たちの運動は、まさにそのような枠組みを打ち破って地上に神様の主権を立て、神様の本然の理想に基づいた新しい文明を創造しようとする運動であったにもかかわらず、です。

メシヤの使命は、家庭の理想を復帰して、それを氏族に拡大し、さらにより大きな社会から国家、ひいては世界へと拡大する、つまり文明のレベルで顕現される業(わざ)なのです。メシヤの業とは、神様を中心とした新しい文明を創造することです。皆さんは私がこの建物を、単に統一運動の新しい世界宣教本部を代表する建物としか見ていないと思いますか? そうではありません。ですから私は、パークワンはこの地とコリアン民族にとてつもない祝福をもたらす種であり、その過程において神様の主権の理想を実体化し、神様を中心とした新しい文明の自然な秩序として真の人間の自由と真の人権をもたらす、と揮毫したのです。アージュ。それが、お父様がつくられた全ての平和団体の背後にあったビジョンでした。

コリアン民族の歴史を考えてみてください。神様がとてつもない困難や試練を通して、どのようにコリアン民族を準備されたかを考えてみてください。特に、私の教育を受けた皆さんたちであれば、試練や苦難を悪いこととして見るのではなく、来たるべき、とてつもない祝福のための準備段階として見るべきであり。その永遠なる祝福を受けるにふさわしい自分として立つことができるようにするためのものであると見るべきであることを理解していますね。20世紀の悲劇を全て克服した世界の国々の中で、20世紀の悲劇をまだ克服していない唯一の地、唯一の民族がコリアン民族なのです。そうなっている理由は、他ならぬコリアン民族がこの地とこの民族に対する神様の夢の主人となることができた時にはじめて、もっと偉大なことがこれから起こるからです。

しかし、私は一人の人間に過ぎません。全ての祝福家庭の食口たちが、私を助けるために同参すべきだと皆さんたちは思いませんか? この驚くべき、素晴らしい知らせと祝福を、この地とこの人々に届けるのです。そのために私は今日ここに皆さんに集まってもらったのです。皆さんがこの夢を共有し、皆さん自身が、来たるべきこの偉大な変革のための種となることができるようにするためです。アージュ?

立ってください。(窓際に来て外を見るよう、食口たちに合図される)。

なんと奇跡的なことでしょう。先週にかけて、雨が降り続きました。江南の写真を見ると、完全に水浸しになっています。ノアの時代のような感じでした。車が冠水し、鼻の高さまである水の中を歩いている人たちもいました。

それにもかかわらず、私がこのパークワン施設の開館を皮切りにここ韓国で始めようとする公的活動の最初に(どうなりましたか)、見てください、この太陽の光を。

しかも、この激しい嵐の後の太陽の光を楽しむのを、1階からではなく、汝矣島で最も高いビルから見ているのです。このビルは威信と立地を備えた唯一の施設であり、ソウルの政治だけでなく経済生活の中心となることでしょう。

そして最終的には、ソウルが環太平洋地域全体の新しい金融センターになるというのが、私のビジョンです。

これは、お父様の夢とビジョンがお父様の息子を通して実現されたものです。そして私たちは、拡大された真の家庭の一員として、神様を捨てず、お父様を捨てず、第4アダムを捨てなかった真のカイン型の息子・娘として、そのとてつもない勝利をここで共に祝っているのです。それゆえに、お父様はいつも血統の意義と重要性について語られたのです。お父様は肉体的にはここにおられませんが、お父様の夢はお父様の息子を通して、その家庭を通して生きているのです。

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